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755 (アプリケーション) : ウィキペディア日本語版 | 755 (アプリケーション)[ななごーごー]
755(ナナゴーゴー)とは、サイバーエージェントグループの株式会社7gogoが提供するスマートフォン向けアプリケーションソフトである。 == 概要 == 「堀江貴文氏仮釈放後第一弾プロジェクト」として立ち上げられたもので、サイバーエージェントと、堀江らが出資する株式会社SNSが2013年6月3日に共同で設立した「株式会社7gogo」により、2014年2月13日に提供を開始した。 参加者がさまざまなテーマで「トーク」を展開し、その「トーク」に対してほかの参加者が「やじうまコメント」(いわゆる「レス」)を付けたり、自分のトークに引用したりできる機能を備えている〔。いわゆるインスタントメッセンジャーアプリまたはチャットアプリの一つに位置づけられるが、LINEをはじめとする従来のメッセンジャーアプリが1対1(または仲間同士)のクローズドなコミュニケーションを前提としているのに対し、755ではトークやコメントの内容はすべてオープンとされることが前提となっており、サイバーエージェント代表取締役の藤田晋はサービス開始当初は「メディア的な側面の強いサービス」と考えていたと話し〔、実際に使ってみての感想としては、位置づけを「Twitterとブログの中間かな」と感じたという〔。 2014年6月以降、トークを開設できるユーザーアカウントをアメーバブログ開設者を中心とした著名人に集中的に展開したこと、さらには755アカウントを持つアイドルらを使い「芸能人・有名人の返信率92%以上」と謳ったテレビCMを2014年末から2015年始にかけて集中的に投下した影響もあって、この年末年始だけで約200万ダウンロードを達成し、累計ダウンロード数も250万ダウンロードを超えたという〔。ちなみに、この「返信率92%以上」という数字は、“755を利用する著名人の92%がやじうまコメントに返信を行っている”という意味であって“92%のユーザーが自分宛の返信をもらえる”という意味ではないといい〔〔、誤解を招くとしてこのキャッチコピーは後に撤回された〔。 上述のような形でユーザー数の拡大を図っていたが、今後の事業展開について、サイバーエージェントは2015年9月期第3四半期決算説明会での質疑応答の席で「芸能人・著名人に紐づくファンをベースにしたアプリだと成長拡大が見込めない」としており、今後は一般ユーザー同士での交流を前提とした形でサービスの方向性の転換を図る予定と説明している〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「755 (アプリケーション)」の詳細全文を読む
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